着いたホテルは、まぁ値段なりでしたが、無事朝を迎えることが出来ました。
折角なので、観光ガイドに紹介されていた門司港にも足を向けてみることにします。
門司港は関門海峡・・・つまり本州と九州のつなぎ目になっているところで、ビ~さんのブログによると歩いて渡れるらしい・・・ということを最近知りました。
そうなんだぁ・・・歩いて渡ってみたかったなぁ・・・。
レトロなムードがたっぷりの町で、名物は焼きカレー。
焼きカレー食べました。
とっても美味しかったです。
焼きカレーというのは、グラタン皿にご飯を盛って、ひき肉入りのカレーをかけて、チーズをかけて、玉子を乗っけて、オーブンで焼いたもの。
ドリアのカレー版+温泉玉子のっけ、みたいな料理です。
美味しいんだけど、みんな大好きなカレーライスに、みんな大好きな温泉玉子を乗っけて、みんな大好きなチーズをかけてトロトロに焼いたら、そりゃ美味しいわな・・・って感じの疑惑のグルメです。
なんか、ずっこいわ・・・って感じ。
喰ってばかりで申し訳ないですが、今回の九州旅行、どうしても外せないものがまだ一つ残っているのです。
そう、盟友ビ~さんに教えてもらった「ごぼ天うどん」。
九州に行ったら、絶対食べたいと思っていたのが、この「ごぼ天うどん」です。
ビ~さんに教えてもらったところによると、資さんうどんというチェーン店が彼女のお気に入りとか。
調べてみると、小倉店があります。
今回の旅の締めくくり、ハイライト、クライマックスはこの「ごぼ天うどん」と決めていたのです。
門司港から再び小倉へ。
小倉の町は、な~んとなく、姫路の町に似ている気がします。
小倉の方が町の規模は大きいような気がしますが、
う~ん・・・なんていうんだろう・・・。
城下町であること、商店街の街並みの雰囲気、繁華街の胡散臭い感じ、立ち飲み屋率の高さ・・・結構好きです。
駅前から続く商店街を歩くと、見つけました資さんうどん。
店の雰囲気は昔ながらの食堂。
客層が幅広くて、おじいさんがビール飲んでたり、買い物帰りのおばちゃんがいたり、デート中のカップルがいたり、ロックンローラーがいたり、やくざっぽいおっさんがいたり、若い女性が一人でいたり・・・なんかほぼ全部の人種が集まっている感じです。
メニュー見てると迷うんだけど、ここは「ごぼ天うどん」。
待ってると、ついに夢にまで見た(いやホントは見てないけど・・・)「ごぼ天うどん」が到着しました。
関西では「ごぼ天」っていうと、魚のすり身の芯にごぼうを入れた揚げもの、なんだけど、「ごぼ天うどん」の「ごぼ天」は割り箸くらいの太さに切ったごぼうの天麩羅。
これが、ホクホク揚げられていて、ごぼう独特の香りがして、結構甘みがあって、大変美味しい。
ごぼうの天麩羅ってこんなに美味いんだ・・・。
ポテトフライよりも好きかも・・・。
で、うどんがまた、ふわふわと柔らかいんだけど、もっちりと腰もあって独特の食感。
さぬきうどんの、硬い感じの食感とはずいぶん違います。
結論として、美味しかったです。
いや、美味しいっていうより、好き。
メッチャ美味しい~~っていうんじゃなくって、普通に美味しい。
これを普段の暮らしで食べれる九州の人たちが羨ましいと思いました。
今、記事を書くために、資さんうどんのホームページ見たのですが、
余計に食べたくなりました。
ウチの近所にも、資さんうどんの支店出してくれへんかなぁ・・・。
代わりに、丸亀製麺を何軒かあげるから・・・。
おしまい。